今日の自分と昨日の自分

アダルトチルドレン(?)である自分の考えごとの日記です。

家族会議

 きっかけは、大学4年次だ。とあることで父と喧嘩した。それを機に、今までの家庭問題へと言及し、家族会議に至った。喧嘩はある意味、家族関係の修復を意図したもので、狙い通り、会議につながった。

 目的としては、今までの事実関係の確認、当時の各々の感情、状況の把握、そして家族不仲の原因の特定、今後の理想の共有を考えていた。

 しかしうまくいかなかった。事実の確認をしている際に、父が怒ってしまった。恐らく父は、これらを軽く話せば、僕が納得して許してくれると甘く考えていたのだろう。もちろん、納得できるだけの事実関係を把握できれば認めるつもりだった。だが、うつ病持ちの彼には、無理だったようだ。途中から父は怒り、会議から離脱。母、姉の3人になり、多少の事実を把握し、母とはある程度の和解をした。そこそこの会話は苦なくできる程度だ。今でも、嫌な部分は残っているが。

 当時の感想は、父に失望した。なぜ、こんなのが僕の父親なのかと。翌日、思い返して、少し開き直った部分はある。こんなのが僕の父親であるのだと。

 

 その翌週、母と二人で1時間強話し合った。当時の思い、具体的には、必要時に苦なく話し合う程度の関係性への修復への希望、またそれに必要な具体的な手段を。特に、お互いを尊重し合う関係がうちの家庭にはなく、それがお互いの不健全の関係を生んでいると伝えた。途中何度も、母が話から脱線させるもなんとか伝わったのかな。母もそれなりに、希望を抱いて帰ったと思った。

 そして実家に帰った。だが、会議は開かれなかった。そういう雰囲気にはならなかった。母は疲れていたのだろう。もう問題を起こしたくない。現状を受け入れるべきと思っていたのだろう。その時は、母に父の過去を多少聞いて帰った。祖母の虐待が発覚。なぜ、そういうことを前回、説明しないんですかね。。。ある程度の納得をして、帰る。

 そして現在に至る。今、振り返ってみて思うのは、父は鬱で思考力が完全に低下しているようだ。母は疲れてしまっている。僕が意図していた形での関係の修復は困難である。

 本来であれば、鬱である父を支えてあげなければならない息子の自分であるが、正直難しい。形式的に関わるのが距離としてギリギリである。それ以上近くを行っては、いじめてしまいそうになるからだ。

 さあ、どうしたらよいものか。とりあえず現状は放置している。家族のことは置いといて、自分の中の問題を考えることにした。